ハローワークは誰でも利用できる?年齢・在職中・学生などの利用対象

ハローワークの受付で案内を受けるさまざまな年代の利用者 ハローワーク基礎

ハローワークの求人検索や職業相談は、仕事を探している人が利用できます。失業中の人だけでなく、在職中の人、初めて就職する人、学生、子育てや介護で仕事を離れていた人、定年後に働きたい人も対象です。

ただし、利用できることと、希望する求人に応募できること、雇用保険の給付や職業訓練の対象になることは別です。この記事では、何歳から相談できるか、自分の状況で利用できるかと、相談先を選ぶ際の注意点を整理します。

在職中・未経験・ブランクがあっても利用できる

仕事探しの相談を受けるために、先に退職したり、職歴をそろえたりする必要はありません。正社員だけでなく、パート・アルバイトなどの仕事探しにも利用できます。

現在の状況利用についての考え方
離職中の人雇用保険を受給していなくても、仕事探しの相談を利用できます。
在職中の人退職するか決めていない段階でも、次の仕事について相談できます。
職歴がない人・未経験の人働いた経験がないことだけを理由に、相談の対象外にはなりません。
主婦・主夫、ブランクがある人働ける時間や復帰に向けた不安を伝えて相談できます。
学生・卒業後間もない人就職活動の相談ができます。学校の種類や卒業時期に合う窓口を確認します。
定年後・高齢の人年齢が高いことだけを理由に、仕事探しの相談ができなくなるわけではありません。

働きながら利用する際の進め方は、在職中でもハローワークは使える?で確認できます。

ハローワークは何歳から使える?中学生・高校生の場合

ハローワークには、中学生・高校生向けの就職支援もあります。18歳になるまで相談できないわけではありません。中学・高校に在学中で卒業後の就職を考えている場合は、まず学校の進路担当へ相談し、学校とハローワークが連携する支援につなげてもらいましょう。

ただし、相談できることと、実際に雇われて働ける年齢は別です。労働基準法では、原則として満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終わるまで、雇用して働かせることは禁止されています。一部には労働基準監督署長の許可などを要する例外があります。「15歳の誕生日を迎えれば、どの仕事でも始められる」という意味ではありません。詳しくは大阪労働局の年少者の雇用に関する案内で確認できます。

求職者マイページにも、窓口での相談とは別の利用条件があります。公式案内では、15歳以下の人と、中学・高校に在学中または卒業予定の人(夜間・定時制の生徒を除く)は利用対象外です。夜間・定時制に通いながら就職活動をする場合などは利用できることがあるため、年齢と在学状況を伝えて窓口で確認してください。条件の詳細は、公式の求職者マイページの利用案内に掲載されています。

学校に在籍していない人は、最寄りのハローワークへ年齢と現在の状況を伝え、求職申込みや相談の進め方を確認してください。マイページを使えないことだけで、窓口の相談も利用できないとは判断しないようにしましょう。

年齢や状況によって、相談に合う窓口がある

一般の職業相談に、専門窓口と同じ年齢条件があるわけではありません。例えば、若者向け窓口の対象年齢から外れていても、それだけでハローワーク全体を利用できなくなるわけではありません。

一方、個々の求人には資格・経験などの応募条件があり、法律上認められる例外に該当して年齢条件が設けられる場合もあります。相談できることと、その求人へ応募できることは分けて確認してください。

大学・大学院・短大・高専・専修学校などの学生や、卒業後おおむね3年以内の人には「新卒応援ハローワーク」があります。

子育てと仕事を両立したい人には「マザーズハローワーク・マザーズコーナー」、高齢の人には「生涯現役支援窓口」、障害のある人には専門の相談窓口もあります。利用対象や設置状況は窓口によって異なります。

専門窓口を自分で決めてから行く必要はありません。一般の受付で、在学中・子育て中・定年後などの状況を伝えて案内を受けられます。窓口の種類や所在地は、厚生労働省のハローワークの案内から確認できます。

希望する仕事が決まっていなくても相談できる

応募先が決まっていることは、職業相談を受ける前提ではありません。「何から始めればよいか分からない」「自分の経験を生かせる仕事を知りたい」という段階でも相談できます。

求人紹介を受けることだけが利用目的ではなく、希望条件の整理や職業訓練についての相談もできます。具体的に頼めることは、ハローワークは何をしてくれる?相談できること・受けられる支援で整理しています。

仕事探しの利用と、給付・訓練の条件は別

ハローワークで相談できる人が、全員同じ給付や訓練を利用できるわけではありません。雇用保険の基本手当には加入期間や働く意思・能力などの要件があり、職業訓練にはコースごとの対象要件や選考があります。

病気や育児などですぐに働けない場合も、相談そのものを諦める必要はありません。今できる準備や、必要に応じた給付の受給期間延長などについて窓口へ確認してください。「相談できる」ことを「今すぐ給付を受けられる」ことと混同しないようにしましょう。

給付の申請を考えている人は、失業保険の手続きの流れと必要書類で対象と手順を確認してください。

利用したいと思ったら、仕事探しの相談から始める

初めての受付では、「仕事を探したいので相談したい」と伝え、現在の状況を説明しましょう。職業相談や職業紹介には求職申込みが必要です。申込みから相談までの順番は、初めてハローワークを利用する流れで確認できます。

求人サイトなども含めて仕事の探し方を選びたい場合は、仕事はどこで探す?求人サイト・ハローワークなど7つの方法も参考になります。

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