ハローワークの職業相談や求人紹介は無料です。求職申込みや紹介状の発行にも手数料はかからず、相談を繰り返したり、紹介された求人で就職が決まったりしても、ハローワークへ料金を支払う必要はありません。
ただし、来所の交通費や応募書類の郵送料など、仕事探しに伴う実費は別です。この記事では、無料で受けられる支援と、自分で準備しておきたい費用を整理します。
なぜハローワークの相談は無料なのか?
ハローワークは、国(厚生労働省)が運営する公共職業安定所です。仕事を探している人や人材を募集する事業者を支える公的なサービスとして、職業相談や職業紹介などを無料で提供しています。相談料や、就職が決まった際の紹介料を求職者が支払う必要はありません。
無料で受けられる主なサービス
| サービス | 無料で利用できる内容 |
|---|---|
| 求人検索 | 窓口の端末やハローワークインターネットサービスで求人を探す |
| 求職申込み・職業相談 | 仕事探しの登録をし、希望条件や探し方を相談する |
| 職業紹介 | 応募条件の確認、求人事業所への連絡、紹介状の発行などの支援を受ける |
| 応募書類・面接の相談 | 履歴書・職務経歴書の添削や、面接の助言を受ける |
| 職業訓練の相談 | 訓練コースや受講に関する案内を受ける |
求人をインターネットで検索するだけなら、求職登録は必須ではありません。職業相談や職業紹介を受ける場合は、求職申込みをして利用します。添削や模擬面接などは、窓口によって予約が必要な場合があります。
具体的に頼めることや相談の伝え方は、ハローワークは何をしてくれる?相談できること・受けられる支援で確認できます。
交通費や応募書類などの実費は別にかかる
相談や紹介が無料でも、仕事探しに必要なお金がすべて無料になるわけではありません。次のような費用は、原則として自分で用意します。
- ハローワークや面接会場へ行くための交通費
- 電話やインターネットを利用する通信費
- 履歴書用の写真代、応募書類の印刷代・郵送料
- 面接に必要な服装などを用意する費用
必要な費用は、求人ごとの応募方法や手元にあるものによって変わります。相談のためだけに写真や履歴書を一式そろえる必要はありません。書類を提出する段階で、求人票に指定されたものを準備しましょう。
職業訓練は、相談料と受講にかかる費用を分けて確認する
ハローワークで職業訓練について相談することは無料です。ハロートレーニングのうち、離職者訓練や求職者支援訓練の受講料も原則無料ですが、テキスト代などは自己負担になります。
申し込む前に、募集案内で受講料、教材費、資格試験の受験料などを確認してください。受講できる条件や選考もあるため、費用とあわせて窓口で相談しましょう。制度の基本は、厚生労働省のハロートレーニングの案内で確認できます。
民間の転職エージェントも、求職者は原則無料
民間の転職エージェントも、一般的には求職者が無料で利用できます。採用した企業から紹介手数料を受け取る仕組みのため、求職者は求人紹介や応募書類・面接の支援などを、原則として料金を支払わずに受けられます。
一方、キャリア相談やコーチングなど、利用者が料金を支払うサービスもあります。転職エージェントの求人紹介とは分けて考え、申し込むサービスの料金と支援内容を確認しましょう。
ハローワークと民間サービスは、無料かどうかだけでは違いを判断できません。扱う求人や支援内容の違いは、ハローワークと転職サイトの違いで確認できます。
よくある質問
相談だけで終わっても無料ですか?
無料です。相談した日に応募先を決める必要はなく、希望条件の整理や求人の確認だけでも利用できます。
何度も相談すると料金がかかりますか?
相談回数が増えても、ハローワークの職業相談が有料になることはありません。ただし、相談時間や予約方法は窓口・支援内容によって異なります。
まとめ
ハローワークの職業相談、求人検索、職業紹介、紹介状の発行などは無料です。就職が決まっても、ハローワークへ紹介料を支払う必要はありません。一方、交通費や応募書類の準備費用、職業訓練のテキスト代などは別に考えておきましょう。
初めて相談する人は、初めてハローワークを利用する流れ|求職申込みから相談・応募までで、申込みから相談までの進め方を確認できます。


